マンションのベランダ活用法5選!プールはNG?!



「マンションでもアウトドアリビングを楽しみたい!」そんな想いはありませんか?
夏の夕涼みに、冬のひなたぼっこ…さまざまな使い方が可能な、マンションのベランダ。
今回はアウトドアリビングを楽しみたい方に向けて「マンションのベランダ活用法」を紹介していきます。
マンションのベランダの利用方法として疑問になりがちな「プールを利用してもいいのか?」についても解説していきますので、お子さんとプールを楽しみたい方は参考にしてください。
マンションごとの規約をまもって、上手にベランダを活用しましょう。
マンションのベランダでプールはNGなのか?
ここでは「マンションのベランダってプール遊びしてもいいのかな?」と、疑問に思っている方のために解説します。
マンションでのプール利用は「そのマンションの規約による」と言えるでしょう。
マンションのベランダでのプール遊びでは、安全面・マナー面においてもこれらのことに気をつけましょう。
・規約に違反していないか?
・子どもがよじ登れるものがないか?
・子どものはしゃぎ声に配慮する
・大量の水の排水方法に配慮する
規約に違反していないか?
まず、そもそもベランダでのプール遊びがマンションの規約違反になっていないか?必ず確認しておきましょう。
マンションの規約に「ベランダでのプール遊びは禁止」などの内容が記載されていた場合、残念ながらベランダでのプール遊びはできません。
民間のプールを利用するか、お風呂場での水遊びを楽しむことにしましょう。
運よく、規約違反にならない場合でもこれから紹介する項目に気を付けて、安心・安全なプール遊びを楽しんでくださいね。
子どもがよじ登れるものがないか?
プール遊びに限ったことではありませんが、高層階のマンションのベランダの場合、子どもの落下事故が心配です。
プール遊びの最中には飲み物や着替え、タオルを取りに戻るなど短時間でもベランダから離れる場面もあるかもしれません。
小さなお子さんがいる場合には、なるべくベランダから目を離さずにいたいところですが、「急に着替えが必要になった」「タオルが濡れてしまった」などと予想外の出来事も起こるでしょう。
万が一に備えて、ベランダには子どもがよじ登れてしまう物を置いておくのはやめましょう。
やむを得ず、大人が室内に戻る場合にも、ベランダから視線は離さないよう心がけるとより安心ですね。
子どものはしゃぎ声に配慮する
規約にプール禁止となっていない場合でも、近隣に対するマナーは大切にしたいところです。
マンション全体が子育て世代であれば、ある程度はお互いさまで許されることもあるかもしれませんが、あらゆる年代の方が暮らしている可能性もありますよね。
夜勤明けや、具合の悪い方もいらっしゃるかもしれません。
プール遊びはとても開放的で楽しいので、ついついお子さんのはしゃぎ声も大きくなってしまうこともあるでしょう。
せっかくの楽しいプールなのであまり注意し続けるのも嫌ですが、お子さんには「なるべく大きな声で騒がないこと」「あまりにもヒートアップしてしまった場合には短時間で切り上げること」「近隣のおうちに水をかけないこと」などきちんと伝えてあげてくださいね。
できれば子どもには思いっきり遊ばせてあげたいですが、最低限のマナーはしっかりと教えてあげたいところです。
大量の水の排水方法に配慮する
ベランダでのプール遊びの際に一番頭を悩ませるのが、排水の問題かもしれません。
マンションのベランダの排水は、基本雨水を排水するためのもの。
大量の水を一気に流してしまうと、階下のベランダにも水があふれ、トラブルになることも考えられます。
排水の際は下記の三つを特に気をつけましょう。
・お風呂場まで持って行って流す
・植木にあげる(溢れないように)
・ベランダから排水する場合は少しずつ
排水のことを考えて、はじめからプールを小さめのものにしたり、水を浅めにはるなどのアイデアもいいかもしれません。
トラブルを元に、マンションの規約が「ベランダでのプールは禁止」に改定されてしまわないよう、気を付けていきましょう。
マンションのベランダ活用法5選
ここからは、マンションのベランダでもアウトドアリビングを楽しむための活用法を5つ見ていきましょう。
ペットや子どもの遊び場
小さなお子さんやペットがいる場合には、ベランダは簡単に出られる屋外となり便利ですよね。
日向ぼっこをしたり、軽く水遊びをしたりと外に出るだけで、大人も子どももちょっと気分が変わるから不思議です。
ただし、さきほども紹介したようにお子さんがよじ登れるものがないよう、安全面には充分配慮してくださいね。
カフェ風スペース
お気に入りのイスとテーブルを設置すれば、あっという間にカフェのテラスのようになりますよ。
景色を楽しんだり、お茶や珈琲を飲んだり、読書をしたり、仕事をしたり…楽しい妄想が膨らみます。
もちろん、ランチを外で楽しむなんていうのもおすすめです。
ウッドデッキを敷く
ベランダの景色は好きなんだけど、いまひとつおしゃれ感が足りない…そんなときはウッドデッキなどのパネルを床に敷いてみるといいでしょう。
ベランダに木のぬくもりが加わるだけで、ガラリと雰囲気がかわります。
ただし、マンションの規約によっては、ウッドデッキなどのパネルを敷くことにも規制がある場合があるので、必ずチェックしてから行ってくださいね。
畑やガーデニング
料理をしながら、ベランダの緑を眺めたり、育てているハーブをつまみに出たり…想像するだけでわくわくしてしまいますね。
ベランダは小さめの畑やガーデニングにも活用できます。
ただし、こちらもマンションによっては、ベランダに置いていいものが細かく決まっていることもありますので、必ず確認してからにしてください。
リラックススペース
ベランダでただ風を感じてリラックス。なんとも贅沢な時間ですよね。
ハンモックやリクライニングチェアをおいて「ただ何もしない」を楽しむリラックスタイムもおすすめです。
夕焼けや移り行く季節を肌で感じながら、ゆるりと過ごしてみてくださいね。
マンションベランダをアレンジする際の注意点
ここまで、マンションのベランダを楽しむ方法を紹介してきました。
冒頭でもお伝えした通り、マンションにはそれぞれの規約が決まっていますので、必ずその規約を守るように気を付けてくださいね。
自分の部屋の一部のように感じてしまうマンションのベランダですが、実は「占有部分」ではなく、みんなで大切に使う「共用部分」なのです。
緊急時にベランダを使って避難できるよう、みんなで決まりを守って安全に使いたいところです。
火災があったときなどには、ベランダにある蹴破り戸と呼ばれる壁のようなものを破ったり、ベランダについてるはしごを使って隣や階下のベランダに避難します。
蹴破り戸の前に物は置かない、避難はしごの上には物をおかないなどの規則がありますので、必ず守るようにしましょう。
まとめ
以上、マンションのベランダの活用方法について解説してきました。
まず、マンションのベランダは個人の持ち物ではなくあくまで「共有部分」であり、避難経路として確保しておかなくてはならないということをしっかりと覚えておきましょう。
プールを利用する際にも、しっかりと規約を確認したうえで「子どもがよじ登れるものがないか?」「子どものはしゃぎ声に配慮する」「大量の水の排水方法に配慮する」に気を付けるといいでしょう。
プール以外のベランダの活用方法としては下記の通り。
・ペットや子どもの遊び場
・カフェ風スペース
・ウッドデッキを敷く
・畑やガーデニング
・リラックススペース
ベランダでの時間を楽しめると、生活がさらに豊かになります。
ベランダをアウトドアリビングのように活用する際には、くれぐれも利用規約を守り、避難経路を確保しながら、安心・安全に楽しんでくださいね。
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