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インテリアテイスト10選!決め方とコーディネートのポイント

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マンションを購入して、いざ引越し!
「せっかくだから、家具も新調したい。」
「雑誌でよく見る、おしゃれで統一感のある部屋にしたい。」
「自分の部屋にはどんなテイストが合うのだろう?」
そんなお悩みはありませんか?

ポイントをしっかり抑えて部屋をコーディネートすれば、意外と簡単に理想の部屋を作ることができます。
今回は、インテリアテイストの決め方や種類、コーディネートのポイントを紹介します。



インテリアテイストの決め方

どのようなテイストがあるのかを知る

まずは、どのようなテイストがあるのか知っておく必要があります。
当然ですが、種類を知らなければ選ぶことはできません。
詳しくは後ほど紹介しますが、定番のテイストから個性的なテイストまでバリエーションは豊富です。どのテイストでも「統一感」を意識することがポイントです。

テイストを決める

テイストの決め方は、自分の好みやライフスタイルから決めるのがよいでしょう。
この段階では、なんとなくイメージする程度で構いません。

多くの時間を過ごすことになる部屋です。自分の好きなものに囲まれて生活したいのか、落ち着いた空間にしたいのか、理想の暮らしをイメージしてみましょう。
部屋と内装のバランスや、フローリングや壁・天井と色味が合うのかなど、違和感なく部屋作りできるか考えるのも大切です。
「いいな」と思う部屋の雰囲気を見れば、自分がどのようなテイストが好きか分かってくるでしょう。

参考資料を集める

どのようなテイストにするのかイメージが固まったら、資料や参考例を集めます。
インターネットや、インテリア雑誌などを活用するのがおすすめです。資料を集めながら、気に入った写真やイメージに近い写真は保存しておきましょう。
できるだけ多く集めてみて下さい。実際に具体例を見ることで、自分の好みの共通点が見えてくるので、よりリアルなイメージを掴めるはずです。

必要な家具をチェックする

実践したいテイストが決まったら、実際に家具や必要なアイテムを揃えていきます。
オンラインショップや店舗で、家具の色やサイズ・素材などの確認をします。
ポイントは、購入したいアイテムの優先順位を決めること。リスト化しておくのもおすすめです。
自分が持っている家具を合わせて使いたいときは、その家具と合うのか注意して選びましょう。



インテリアテイストの種類10選

インテリアテイストは数多く存在します。なかには、テイスト同士を融合させて部屋づくりをしている人もいます。
今回は、代表的なテイストや人気のテイストを紹介します。ぜひ自分好みのテイストを見つけてみてください。

シンプルナチュラル


落ち着いた温かみのあるシンプルナチュラルテイスト。
ナチュラルカラーや、木の素材の家具を使うことで落ち着いた空間を演出します。再現性が高く、世代問わず人気の高いテイストです。観葉植物などのグリーンもよく合います。

北欧


シンプルでバランスの良い北欧テイスト。
ベーシックカラーをベースに、開放的な空間を作りたい方におすすめです。間接照明などで部屋に明暗をつけることで、北欧らしい雰囲気を演出できます。

モダン

生活感を感じさせないモダンテイスト。
メタリックな素材やガラスの素材を生かして、都会的でスタイリッシュな印象を与えます。
装飾のない家具や直線的な家具を組み合わせて、シンプルな空間を作ります。

ヴィンテージ


個性的で武骨な空間を演出できるヴィンテージテイスト。
「古くて価値のあるもの」という意味があります。時間を重ねて使い古されたような風合いの家具で部屋をコーディネートします。ポイントは素材選びと、ダークトーンで統一すること。質感にこだわった家具を配置することで、部屋の雰囲気がグッと変わります。

西海岸

アメリカのビーチ沿いの雰囲気を再現した西海岸テイスト。
明るく開放的でリラックスできる空間で、ブルーやホワイトを基調に部屋をコーディネートします。海を感じさせるような雑貨や、自然の素材を取り入れることで西海岸の雰囲気を感じることができます。

アジアン

まるでリゾート地のようなアジアンテイスト。
畳や障子など、日本の様式ともなじみやすく近年人気を集めています。ダークブラウン系のカラーをベースに使い、エキゾチックな雰囲気を演出できます。
アジアの各地域をイメージしたスタイルもアジアンテイストに含まれます。

カフェ


その名の通り、まるでカフェにいるかのようなカフェテイスト。
落ち着いた雰囲気を与えるブラウン系のアイテムを多く使います。生活感を出さない工夫をしつつ、見せる収納をしたりカウンターを設置したりします。間接照明や観葉植物を多めに置くのもおすすめです。

ホテルライク

ホテルを思わせるようなホテルライクテイスト。
落ち着いた色使いで、シンプルで生活感のない空間です。ワンランク上の非日常感を味わいたい方におすすめ。シンプルなコーディネートで、すっきりした印象を与えます。

インダストリアル

工場や倉庫を連想させる、武骨でかっこいいインダストリアルテイスト。
内装がコンクリート打ちの部屋や、金属と木を組み合わせた家具が好きな方におすすめです。グリーンを取り入れることで殺風景な雰囲気を打ち消すことができます。

モノトーン


上品で部屋をすっきり見せてくれるモノトーンテイスト。
白・黒・グレーなど色味のない色で統一します。濃淡を上手く使い分けることで、立体感や奥行きを出すことができます。シンプルで洗練された印象を与えることができるので、幅広い世代に人気のテイストです。


インテリアコーディネートのポイント

ベースカラーを決める

部屋づくりにおいて、配色はとても重要なポイントになります。
配色の黄金比率は、70:25:5といわれています。

ベースカラーは部屋の大部分を占めますが、リノベーションなどをしない場合、あらかじめ決まっている場合がほとんどです。
ベースカラーは明るい方が、部屋を広く見せる視覚効果があります。

アソートカラーは、インテリアの雰囲気を左右する重要なカラーです。
メインとなるカラーを、最大でも3色に抑えることで統一感を出すことができます。

アクセントカラーは、空間の引き立て役。
ベースカラーやアソートカラーとは違い、出費もかさまず手軽に変えられるカラーです。好みの色を取り入れて、いろいろ挑戦してみるのもおすすめです。

動線を考える

家具のサイズ選びや、配置場所も快適な暮らしを実現させるために重要なポイントです。
まず、部屋の広さに合った家具を選ばないと、圧迫感のある部屋になってしまいます。見栄えが良くても移動がしにくかったり、くつろげるスペースがなかったりすると快適な空間とはいえません。
また、生活動線を考えてコーディネートすることも重要です。十分な通路幅を確保し、快適に過ごせるベストな配置を考えてみましょう。

素材選びは慎重に

テイストを決めたら、インテリアのアイテムとして使われている「素材」にも注目しましょう。

・ナチュラルで温かみのある空間にしたい場合
「木」「布」「草」「紙」などの素材を取り入れるのがおすすめです。
なかでも木や布は、どのテイストにも取り入れやすく、あらゆる素材との相性が抜群です。
天然の素材にはそれぞれ魅力がありますが、最大の魅力は人工的なものではなかなか感じることのできない「温かみ」があること。
飽きずに長く使い続けることができます。

・クール、洗練された空間にしたい場合
「金属」「プラスチック」「ガラス」など無機質な素材を積極的に取り入れるのがおすすめです。
温度を極力感じさせない素材を使うことで、生活感のない空間を作ることができます。光沢のあるものやマット感(艶消し)など、質感でも印象は大きく変わります。


まとめ

インテリアテイストは、自分の好みやライフスタイルから決めることが大切です。
どのようなテイストにしたいのか、具体的にイメージしてみましょう。イメージすることで統一感が出しやすくなり、家具を選ぶ際に迷わなくなります。

「好き」を追求すれば、意外と簡単に答えが見えてくるはずです。
コーディネートする際はポイントを抑えつつ、難しく捉えずに「過ごしやすい部屋をつくる」ことを意識してみて下さい。

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